■講演■ 15:00〜16:30 |
会場:広島国際会議場 地下2階 ダリア
講師 どんぐり北広島ソフトテニスクラブ監督 中本裕二様
演題 「地域密着型ソフトテニスクラブの設立について」 |
|
中本監督は,平成27年4月,どんぐり北広島ソフトテニスクラブを設立し,監督に就任しました。この地域密着型の活動は,ソフトテニス界だけではなく,国内で注目されています。
中本監督を簡単に紹介しますと,NTT西日本広島ソフトテニスクラブ時代には多数の日本代表選手を輩出し、2010年のアジア競技大会では、自ら日本代表女子監督として日本チームを率いて史上初の女子団体金メダルの獲得へと導く等ソフトテニスの名将です。
強面の外見?からは想像できない,ユーモア溢れる話の連続に会場は笑いに包まれました。その中でも特に印象に残ったのは,「できない,嫌い,しんどい」と思うことはせっかく生きているのに面白くない。だから「できる,好き,元気」と思って前を向いて何事もポジティブに考えることが重要である。また,ソフトテニスで日本一になると同時に人格も日本一になる必要がある。そのためには,色々な経験をして,自らを磨き続ける必要があるということです。
また,中本監督は「20代は自立,30代は挑戦,40代は徹底,50代は躍動,60代は自在,70代は開放である」と話され,今はまだ躍動の時期なので,目標に向けてこれからもしっかりと頑張り続けると力強く話されました。
優れた指導者は,目の前にいる選手が一番言ってほしいことを言うために,日々,質問力・傾聴力・斟酌力・表現力を磨いていると言われています。中本監督が本日話された数々のエピソード(単純に笑いだけのものもありましたが)も選手の置かれた状況に応じて激励するために日夜,収集されたものに違いないと思いました。
本日,中本監督の話を聞いて,皆さん,たくさん笑って,元気をもらったのではないでしょうか。中本監督が冒頭で話された「できる,好き,元気」の重要性を体感できた講演会になりました。 |
|
|
|
|
|